ご家庭での家電製品が増え、電気のブレーカーが落ちてしまうことはないですか?そのようなことがないように新築増改築の際には、電気の契約アンペア数と分電盤の分岐回路数の検討を!

ブレーカーが落ちてしまう原因は、@家全体の使用電力量が契約容量をオーバーしたときA個別回路の使用量が分岐ブレーカーの容量をオーバーしたときです。(漏電した場合も)

【分電盤
上図のように分電盤は複数の分岐ブレーカーで構成されています。

分岐ブレーカーの容量は、基本的に100V、200Vともに20アンペアです。部分的に20アンペアを超える電気を使うと分岐ブレーカーが落ちしまうわけです。ですので、部屋単位などエリア分けをして、分岐ブレーカーが落ちないようにするわけです。消費電力が大きい家電製品は専用回路にします。(エアコン、電子レンジなど)

家全体では、家族4人120u程の建物で50アンペア、18回路が平均的だそうです。契約アンペア数を大きくすると安心ですが基本料金も上がります。

リミッター付の分電盤(上図)では、Aのアンペア数で制限されます(契約アンペア数)。Bのアンペア数が60アンペアの分電盤でAが50アンペアであれば、60アンペア契約に変更するのは簡単です。
戻る