@ 定期的に点検を!
私たちが「人間ドック」を受診したり、自動車に定期点検が必要なように、住宅についても定期的な点検が必要です。
・点検を確実なものに実施するためには、新築時の図面・仕様書等を保管しておきましょう。
・「マイホーム維持管理ガイドライン」を参考に、定期的な点検を実施しましょう。なお、「マイホーム維持管理ガイドライン」は、在来木造住宅をベースとして一般的な目安をまとめたものです。工法・仕様・所在地の気候等によっては、点検・補修の項目や時期は異なってくることがあります。
・点検時の記録は「点検・補修記録シート」に記入し、保管しましょう。
A 修繕・交換は怠らずに!
点検の結果、不具合が合った場合には、早めに修繕工事を実施しましょう。
・人間の身体と同じように「早期発見・早期治療」が重要です。
・不具合をそのまま放置するとますます状態が悪化し、それを元通りに復元するのに莫大な費用がかかってしまいます。
B 記録は必ず保管!
点検結果や修繕工事の図面などを保管しておくことは、工事実施以降の点検や数年後に再度修繕工事を実施する際の重要な資料となります。また、ご自分の住宅を売る場合でも、そのような記録が保管されていることは、中古住宅の価値を判断する際の有効な材料として活用することもできます。
・補修工事をした場合には次の記録を「点検・補修記録シート」と一緒に保管しましょう。
○工事図面 ○工事費代金内訳書
○工事請負契約書 ○工事個所に係る写真(着工前・完了後)
・将来誰かに住宅を売るときには、保管してきた記録をそのまま相手に渡すことによって、「住まいが適切に維持管理されている」ことをアピールすることができます。
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