住宅には1階の間取り・2階の間取りに合わせて様々な階段が使われます。でも、見落としがちなのは階段の勾配。「展示場と同じと思っていたら、ちょっと急勾配だった。」というのは在り得る話。展示場は1つのサンプルであり、どちらかと言うとゆったり目に造られています。

 
とはいっても平面図だけではイメージが湧きません。そんなときは、階段の踏み面・蹴上げ寸法をチェックし、展示場や自宅などの階段と比較して見るのが良いでしょう。そんなの良く分からないという方は、住宅金融公庫バリアフリータイプの技術基準以上にしておきましょう。安全の1つの目安です。

 階段は、住まいの中でも事故の起こりやすい場所、注意したいですね。

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 地盤調査の結果、敷地の地耐力が少ない(地盤が弱い)ケースがあります。この場合何らかの方法をとらないと建物が不同沈下する危険性があります。そこで、一般的な工法を例に挙げてみました。



 「地盤が弱い」と一言で言っても弱さの具合、弱い部分の深さ・位置はいろいろです。できれば費用をかけたくない工事。担当の設計者に相談し、安全性・経済性・現場状況を考慮してもらい、地盤にあった施工方法を決めてもらいましょう。また、造成工事も建築会社にお願いする場合、後々の地盤改良工事費が軽減できるような造成方法があれば健闘してもらいましょう。

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