■手摺
手摺は、しっかり握りしめるものと体重を支ええるものがあります。
一般的には、トイレ・脱衣室・浴槽・玄関たたきに使用するのは前者で、通路・階段に使用するのは後者です。
しっかり握る手摺の直径は、28〜32mm。
通路などの手摺は、直径32〜36mm、取り付け高さは750〜800mmを目安としていますが使用者が決まっている場合は、大腿骨大転子部に合わせます。また障害者の場合、障害の内容によって取り付け高さが違います。使用者に合わせて取り付けてあげましょう。
階段・玄関の昇降用の手摺は、降りる際聞き手を使うようにしましょう。(降りる時のほうが腕に負担がかかり、事故も降りる時のほうが多いからです。)
通路の手摺は、衣類の裾が手摺に引っかからないように手摺の先端にエルボを使用しましょう。 |